僕はマイル修行をこうやってみた(JGC取得編〜その①)
JGC修行の始まり
前回のブログでもお話をさせていただいた通り、JGC修行をゆるゆると開始したわけですが、今回はどのように修行を進めていったかというお話をさせていただきたいと思います。年内に予定されていた2回のヨーロッパ出張が正式に決まるまでは、正式なJGC修行も始められませんので、それを待つところから始まりました。
ファーストレグ
1回目の出張は、ドイツ出張でベルリンを訪問しました。
ベルリンは、ドイツの首都でありながら、日本からの直行便が存在していないという、珍しい都市です。その為、ベルリンまでの経路はとても選択肢が多いです。
私が出張したときは、フライトの都合で、往路と復路で利用する空港が異なる、いわゆる、オープンジョーでの移動となりました。
便名 | 経路 | 搭乗クラス | マイル | FOP |
---|---|---|---|---|
JL407 | 東京-フランクフルト | プレエコ | 5,928 | 6,328 |
JL6822 | ベルリン-ヘルシンキ | エコノミー | 701 | 701 |
JL414 | ヘルシンキ-東京 | プレエコ | 5,229 | 5,629 |
白色の流線型の車両がICE。ドイツ鉄道のサイトより。 |
マイル修行とはちょっとお話がそれますが、鉄道移動もすごく好きでして、フランクフルトからベルリンへの移動は、大体5時間くらいかかりましたが、食堂車で食事を取りながら、というとても優雅な移動となりました。
ドイツ新幹線(ICE)は、一等席(ファーストクラス)と二等席(セカンドクラス)と食堂車が連結されていることが多いです。食堂車は、いくつか種類があり、RestaurantもしくはBistroのいずれかの車両が連結されています。Bistroは、簡易食堂というような意味のようです。
ちなみに、JALはドイツ鉄道(DB)と提携をしていて、フランクフルト着便を利用する場合は、航空券手配時に鉄道チケット手配ができる、ドイツ鉄道Rail&Flyサービスの利用が可能です。特に、JL407/408便の予約クラスがF/A/J/C/D/X/W/R/E/Y/Bの場合は、一等席(ファーストクラス)が利用できるそうなので、ぜひ、参考にして見てください。
2回目の出張
こうして、1回目の出張を無事に終えて、獲得できた総FOPは12,658 (達成率:25.3%)となりました。
2回目の出張はロンドンで、この時は、往復でヘルシンキ・ヴァンター空港とベルリン経由となりました。ヴァンター空港ですが、仁川空港のようなハブ機能の強化をしており、欧州へのトランジットが非常に便利です。
欧州内ですが、シェンゲン協定を結ぶ国家間を移動する場合は、国内線扱いとなり、出入国手続きが省略されます。つまり、ヘルシンキで入国手続きをすれば、シェンゲン協定内への移動については、原則、入国手続きなしで入国できるようになります。
シェンゲン協定加盟国。Wikipediaのサイトより。 |
ヴァンター空港は、欧州への入り口としての機能を強化する目的で、トランジットがスムーズにできるようにし、近年、大幅に利用客数を伸ばしているようです。
フィンエアーも最近、ヨーロッパへのハブ路線として、日本からの発着枠の増加をしてきており、現在、6路線(羽田・成田・関空・中部・福岡・札幌)があります。
(コロナの影響で、一部縮小されている可能性あり。)
ただし、残念なことに、イギリスはシェンゲン協定の非締結国(そもそも EUからも離脱ですが。。)ですので、改めて、イギリスで入国検査を受ける必要があります。
便名 | 経路 | 搭乗クラス | マイル | FOP |
---|---|---|---|---|
JL413 | 東京-ヘルシンキ | プレエコ | 5,928 | 6,328 |
JL6840 | ヘルシンキ-ベルリン | エコノミー | 701 | 701 |
BA983 | ベルリン-ロンドン | エコノミー | 590 | 590 |
JL6840 | ロンドン-ヘルシンキ | エコノミー | 1,130 | 1,130 |
JL414 | ヘルシンキ-東京 | プレエコ | 5,229 | 5,629 |
1時間くらいのフライトでしたが、ちゃんと機内食も出ました。ただ、食べなくても良かったというか、食べない方が良かった、という感じです。。
ちなみにですが、BAはワンワールド加盟航空会社ですので、JALのマイルを貯めることが可能です。JALマイルを獲得すると、FOPが獲得できますので、このフライトでもFOP獲得することができました。
おさらい
ここまでのフライトで獲得できたFOPは26,446(達成率:54.1%)となりました。この時点で、ようやく、本腰を入れてのJGC修行が始まります。でも、これだけ移動しても、まだまだ折り返し地点。先は長いです。
(補足)そもそも、FOPですが、路線倍率というのがあり、近距離ほど倍率が高くなります。国内線は2倍、アジア・オセアニア線は1.5倍、今回の欧州線を含むそれ以外の路線は1.0倍となるので、あまり効率的にはなりません。そのため、効率的な修行にはシンガポールやマレーシアなどのアジア路線が好まれます。
まず修行の本格始動にあたり、最初に私が行なったのは、JALカード(クレジットカード)の発行からでした。JGC修行を行なっても、最終的にJALカードの審査に落ちてしまっては、全てが水泡に帰すわけですから、修行を開始する方は、何はともあれ、JALカードを確保するところから始めることが肝要かと思います。
以降、本格的なJGC修行開始以降の経緯については、また、改めてお話をさせていただきたいと思います。
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